APDS-9930 は、デジタル I2C 互換インタフェース照度センサ (ALS) と近接センサを IR LED と共に 1 つの 8 ピン・パッケージに組み込んでいます。照度センサは、2 個のフォトダイオードを用いて 0.01lux の低ルクス性能を持つ人間の目の感度に近づけています。この高感度により、デバイスは濃い色のガラスを通して動作することができます。近接センサは、100mm 以内の物体を検出するように完全較正 (キャリブレーション) され、したがって最終装置またはサブアセンブリの工場出荷時の較正 (キャリブレーション) が不要です。近接検出機能は、明るい日光の下から暗い部屋まで適切に働きます。モジュール内に追加された微小光学レンズが、赤外線エネルギーを透過し受け取る効率を高め、全体の消費電力を減少させます。さらに、内部状態機械が、デバイスを ALS 測定と接近測定間で低消費電力モードにし、平均電力消費をきわめて少なくすることができます。
SpresenseメインボードとAPDS-9930を接続するときは、ピンヘッダをはんだ付けして接続します。
SpresenseメインボードとAPDS-9930とのピンの接続は表のようになります。
Spresenseメインボード | APDS-9930-デジタル照度/近接センサー |
---|---|
GND | GND |
3.3V | VCC |
3.3V | VL |
I2C SCL | SCL |
I2C SDA | SDA |
なお、接近センサーを使用する際には、VL (赤外線LED電源)を3.3Vに接続しないと、近接のデータが取得できません。 電源ジャンパーとVLジャンパーをショートしてSpresenseメインボードの3.3Vに接続するなどしてください。
Spresenseメインボードの接続先については、Spresenseメインボードのピンレイアウト図を参考にしてください。