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File metadata and controls

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NegPiP - Negative Prompt in Prompt

負の効果を持つプロンプトを使えるようになります

概要

この拡張は、stable diffusion web-uiのプロンプトおよびクロスアテンションを拡張して、負の効果を持つプロンプトをプロンプト内で、正の効果を持つプロンプトをネガティブプロンプト内で使用できるようにします。通常、描きたくないものはネガティブプロンプトに書かれますが、ネガティブプロンプトの計算上、あまり効果が現れないことがあります。この拡張では、プロンプトと同程度の効果を持つ負のプロンプトを使用できるようにします。これにより、以前はネガティブプロンプトに置いて値を大きくしすぎて崩壊していたような単語でも、プロンプトに負の効果を持たせることができ、より強い効果が期待できます。

使い方

Activeにチェックを入れることで有効になります。プロンプト入力画面において (word:-1)のようにマイナスの値を入れることで負の効果を持つようになります。ネガティブプロンプトでも有効で、この場合は正の効果を持ちます。値は1より大きな値を入力しないと効果が現れない場合があります。

これはgothic dressというプロンプトで作りました。ネガティブプロンプトに(black:1.8)と入れているにもかかわらず黒いですね。gothicの黒を消しきれないです。
image1

これはNegPiPでプロンプトに(black:-1.8)を入れました。黒くなくなりましたね。 image2

ちなみに、NegPiPもネガティブプロンプトも使わないとこうなります。 image3

マジカルダンディ

マジカルダンディはマジカルなダンディです。マジカルなダンディを呼び出すことはとても難しいです。それはmagical girlとdandyを共存させる必要があるからです。でもダンディは弱いです。girlは強いです。とても強いです。なのでダンディは負けてしまいます。ネガティブプロンプトに(girl:1.8)って入れても出てきません。

なのでプロンプトの方に(girl:-1.6)と入れてgirlを消す必要があるんじゃんよ。

Txt2Img/Img2Imgタブで拡張を表示しない

Web-UIで、Settings > NegPiPに移動します。
"Hide in Hide in Txt2Img/Img2Img tab"のオプションをチェックしてください。
これをチェックすると、Settingsの"Active"が有効になります。

APIで有効化する

スクリプトの指定を以下のように記述してください。

"alwayson_scripts": {
	"NegPiP": {
		"args": [True]
}}

ADetailerとの併用について

Web-UIで、Settings > ADetailerに移動してください。
「Script names to apply to ADetailer (separated by comma)」と書かれたテキストボックスの末尾に「,negpip」を追加し、Apply Settings