full-backup
サブコマンドは、Xtrabackup (or innobackupex) を使ってMySQLのフルバックアップを実行します。
inc-backup
サブコマンドは、Xtrabackup (or innobackupex) を使ってMySQLの増分バックアップを実行します。
増分バックアップは、バックアップされた最新のバックアップのLSNを引っ張ってきてそのLSNを使用して増分バックアップを実行します。
- フルバックアップの場合
$ polymerase full-backup \
--mysql-user msandbox \
--mysql-password msandbox \
--db test-db \
--purge-prev
- 増分バックアップの場合
$ polymerase inc-backup \
--mysql-user msandbox \
--mysql-password msandbox \
--db test-db
--db
or-d
: string MUST- 全てのバックアップに対してユニークなキーを指定します。
--host
: string (default: 127.0.0.1)- バックアップを渡すPolymeraseサーバのホスト名です。
--port
: string (default: 24925)- バックアップを渡すPolymeraseサーバのポート番号です。
--mysql-host
: string (default: 127.0.0.1)- バックアップしたいMySQLのホスト名です。Xtrabackupはローカルのファイルシステムを直接利用するのでリモートからの実行は不可能です。
--mysql-port
or-p
: string (default: 3306)- バックアップしたいMySQLのポート番号です。
--mysql-user
or-u
: string MUST- バックアップしたいMySQLへ接続するためのユーザ名です。
--mysql-password
or-P
: string- バックアップしたいMySQLへ接続するためのパスワードです。
--use-innobackupex
: boolean (default: false)xtrabackup
バイナリの代わりにinnobackupex
バイナリを使用します。- MySQLのバージョンが5.1以上5.5未満の場合にはこのオプションを有効にする必要があります。
- (Future: MySQLのバージョンから自動的にこのオプションを有効にする予定)
--purge-prev
: boolean (default: false)- フルバックアップに成功した場合に前回のフルバックアップ分とそれに紐づく増分バックアップを削除します。
- 初めてのフルバックアップでこのオプションを指定しても問題ないです。