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AWS(API Gateway → Lambda → DynamoDB)を利用したCRUDのサンプルです。 投稿された記事データをAPI経由で取得・登録・変更・削除が出来ます。 SAM を利用して管理しているので、コマンドひとつでインフラを構築出来るようにしています。 また、Dockerを利用することでローカル環境でも実装・テストが出来るようにしています。

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📗 プロジェクトの概要

AWS(API Gateway → Lambda → DynamoDB)を利用したCRUDのサンプルです。 投稿された記事データをAPI経由で取得・登録・変更・削除が出来ます。 SAM を利用して管理しているので、コマンドひとつでインフラを構築出来るようにしています。 また、Dockerを利用することでローカル環境でも実装・テストが出来るようにしています。

🌐 Demo

デモ画面

📦 ディレクトリ構造

.
├── README.md
├── app (Lambdaのモジュール)
│   ├── dist
│   ├── jest.config.ts
│   ├── node_modules
│   ├── package-lock.json
│   ├── package.json
│   ├── src
│   ├── tests
│   └── tsconfig.json
├── dc.sh (Docker管理用のシェルスクリプト)
├── docker
│   ├── awscli
│   ├── docker-compose.yml
│   └── dynamodb
├── layers (共通モジュール)
│   └── app-layer
├── samconfig.toml
├── schema
│   ├── data
│   └── posts.json
├── task
│   ├── env.json
│   └── env.json.example
└── template.yaml

🔧 事前準備

※ この環境を利用する為には、事前にdocker、docker-composeが動作する状態であることが前提条件です。 (Windowsの場合は、以下を参考に「WSL」と「Docker Desktop for Windows」を用意してください)

WSLのインストール(Windowsの場合)

参考 https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows/wsl/install

WSLでUbuntuを起動する

# 初回起動時に、ユーザ名とパスワードが聞かれます。
# 何も入力せずにEnterを押すとroot ユーザーで利用できるようになるので、rootユーザーとして設定します。

# 初めにライブラリを最新化します。
$ apt update

# 日本語に対応しておきます。
$ apt -y install language-pack-ja
$ update-locale LANG=ja_JP.UTF8
$ apt -y install manpages-ja manpages-ja-dev

Docker Desktop for Windows のインストール(Windowsの場合)

https://docs.docker.com/docker-for-windows/install/

↓コマンドプロンプトでバージョンが表示されればOK
docker --version

WSL2から、Docker for Windows を利用できるようにする(Windowsの場合)

参考

1.通知領域から、dockerのアイコンを右クリックして、Settingを選択
2.Generalの「Expose daemon on tcp://localhost:2375 without TLS」のチェックを入れます。
3.Resourcesの「WSL INTEGRATION」から、"Ubuntu" をスイッチをONにします。

WSL 側のルートを Docker for Windows に合わせるように WSL のマウント設定を行います。
$ vi /etc/wsl.conf
---
[automount]
root = /
options = "metadata"
---

以下のように Cドライブのパスが"/mnt/c/"→"/c/" に変更されていれば正常です。
$ cd /c/Users/USER/github/lambda-template
$ pwd
/c/Users/USER/github/lambda-template

# WSL 上にDockerとDocker Composeをインストールする。
$ apt install docker
$ apt install docker-compose

これでWSLからWindows側にインストールしたDockerが利用できるようになります。

💬 開発環境の構築

各種デーモンを起動する

# 初期化してDocker用のネットワークを作成する
$ ./dc.sh init
$ docker network create lambda-local

# Dockerの各種デーモンを起動する
$ ./dc.sh start
デーモン 概要 URL
DynamoDB AWSが提供するNoSQLデータベースサービスで、高可用性・可変性が特徴的なクラウドデータベースです
DynamoDBAdmin DynamoDBのWebベースの管理ツールで、データの可視化や簡単な操作が可能です http://localhost:8001/
console node.jsのランタイム環境です。AWS-CLIコマンドも利用できます
mailhog ダミーのメールサーバーです。実際にはメールは送信されず、送信されたメールはブラウザで閲覧できます http://localhost:8025/

バックエンド(Lambda)の開発環境

事前準備

# コンソールにログインする
$ ./dc.sh console login

# DynamoDBにテーブルを作成する
> aws dynamodb create-table --cli-input-json file://schema/posts.json --endpoint-url http://dynamodb:8000  --billing-mode PAY_PER_REQUEST
> aws dynamodb list-tables  --endpoint-url http://dynamodb:8000 

(テーブルを削除する場合)
> aws dynamodb delete-table --table-name lambda_template_posts --endpoint-url http://dynamodb:8000

$ cd app
# Envファイルをコピーして必要に応じて変更する
$ cp .env.example .env
$ npm install

動作確認

# コンソールにログインする
$ ./dc.sh app login

# ビルドして起動する(docker-composeで自動で実行しているので手動で起動したい場合)
$ npm run dev

# 一覧取得
$ curl http://127.0.0.1:3000/posts
$ curl "http://127.0.0.1:3000/posts?limit=3&page=2"
$ curl "http://127.0.0.1:3000/posts?userId=aaa"
# 登録
$ curl -X POST -H "Content-Type: application/json" -d @data/post.json http://127.0.0.1:3000/posts
# 単一取得
$ curl http://127.0.0.1:3000/posts/49e3de26-f28b-4140-becf-06d8b3279914/
# 更新
$ curl -X PUT -H "Content-Type: application/json" -d @data/post.json http://localhost:3000/posts/49e3de26-f28b-4140-becf-06d8b3279914/
# 削除
$ curl -X DELETE http://127.0.0.1:3000/posts/49e3de26-f28b-4140-becf-06d8b3279914/

🖊️ SAM-CLIの使い方

事前準備

# SAM CLI をインストールする
$ pip install aws-sam-cli

# ESModuleでビルドできるようにする
$ npm install -g esbuild

# AWSコンソールから、IAM ユーザーを用意してください。
----
ユーザ名:「lambda-user」
アクセス権限:
「AdministratorAccess」
----

# AWSにアクセスする為の設定を作成する
$ aws configure --profile lambda-user
AWS Access Key ID [None]: xxxxxxxxxx
AWS Secret Access Key [None]: xxxxxxxxxx
Default region name [None]: ap-northeast-1
Default output format [None]: json

SAMを利用してローカルでAPIを起動する

# ビルドを実行する(.aws-samディレクトリに生成される)
$ sam build
# Envファイルをコピーして必要に応じて変更する
$ cp task/env.json.example task/env.json
$ sam local start-api --env-vars task/env.json --docker-network lambda-local
# 動作確認
$ curl http://127.0.0.1:3000/posts

本番環境(AWS) にデプロイする

# AWSに反映する
$ sam deploy --config-env stg

# (AWSから削除する場合)
$ sam delete --stack-name lambda-template --profile lambda-user

🎨 参考

プロジェクト 概要
AWS SAM CLI 再入門 2021.08 AWS SAM CLI 再入門 2021.08
aws-sam-cliでLambda,DynamoDBのサーバーレスアプリケーション開発に入門してみる aws-sam-cliでLambda,DynamoDBのサーバーレスアプリケーション開発に入門してみる
Lambda Layers をnode.js(SAM)で試してみる Lambda Layers をnode.js(SAM)で試してみる
serverless-expressでAPI GatewayからLambdaを実行する serverless-expressでAPI GatewayからLambdaを実行する

🎫 Licence

MIT

👀 Author

isystk

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AWS(API Gateway → Lambda → DynamoDB)を利用したCRUDのサンプルです。 投稿された記事データをAPI経由で取得・登録・変更・削除が出来ます。 SAM を利用して管理しているので、コマンドひとつでインフラを構築出来るようにしています。 また、Dockerを利用することでローカル環境でも実装・テストが出来るようにしています。

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