オンライン発表をもっと快適に、企画から開催までをシームレスに行えるビデオチャットプラットフォーム。
コロナ禍になってから、LT 会などのオンライン発表をする機会が増えた。 しかし、オンライン発表では持ち時間やリアクションを確認しづらいだけでなく、タイムテーブルの共有も曖昧で、逐一オーナーがアナウンスするなどの煩わしさがある。
そこで、オンライン発表会の企画から開催までをシームレスに行える、クラウドベースなビデオチャットプラットフォームを開発した。
- 企画者がタイトル・説明文・開催日を設定しスペースを作成する
- ユーザはスペース一覧から、気に行ったスペースへ参加登録する
- 開催日にはスペースへの入室が許可され、Zoom ライクな UI へ遷移できる
- 事前に登録された登壇者情報からタイムテーブルが生成される
- タイムテーブル通りに進行され、発表が始まると持ち時間が表示される
- 視聴者はチャットやスタンプ機能を使ってリアクションできる
- 残り時間が 0 になったら質疑応答を行なった後次のセクションへ遷移する
LT Space はスペースの作成、参加登録について compass ライクなサービスを提供する。 スペースオーナーは事前に発表テーマ、開催日時、持ち時間などを設定し、興味を引いたユーザは参加登録をすることができる。 開催時は事前に設定した制限時間や登壇者を元にタイムテーブルが生成されるため、オーナーの手間を省けるだけでなく、視聴者にとっても当日の流れを把握しやすくなる。
既存のビデオチャットプラットフォームはオンライン発表のみを前提としているわけではないため、持ち時間やタイムテーブル表示機能を設けていない。 本サービスはオンライン発表に特化し、快適に発表・視聴できるプラットフォームを提供する。
タイムラインには直近のスペース一覧が表示され、興味を引くスペースがあれば、開催中でも視聴可能。
昨今のオンライン発表は持ち時間やタイムテーブルの共有に煩わしさがあった。LT Space はこのような当日運営や参加者の募集をサービスが受け持つため、オンライン発表をより快適にできる。また、発表時間を超過した場合のシステムによる強制的な打ち切りと延長依頼により、オーナーが言い出しにくいという心情をケアしている。
現状は、サービスの利用にサインアップを必須としており、新規ユーザが試しに覗こうとする際の障害となっている。そこで、ゲスト機能を実装することで新規ユーザの獲得を図りたい。
現在はオープンに開かれたスペースにユーザが参加登録する仕様となっている。これだと、誰でも参加できるという反面、逆に参加しづらいといった印象を与えかねない。そこで、招待やプライベート開催などの機能を実装することでより柔軟なイベント開催方法を提供する。
Zoom でアーカイブを配信しようとすると、オーナーがダウンロードした録画から切り取り、アップロードしなければならない。これは非常に面倒であるため、サービス側で全自動配信を行うことを考えている。LT Space ではタイムテーブルに従って発表をセクショニングをしているので、ストレージさえ用意できれば解決できる。
- イベント主催者の作業をシステム側で担うことで、既存のオンライン発表における煩わしさを徹底的に排除した
- 想定されるシナリオを網羅した質の高いテスト
- TypeScript
- Next.js
- SkyWay
- ChakraUI
- Java OpenJDK 11
- Spring boot
- MySQL 8.0
- Socket.io
- ConoHa VPS
- Google Cloud SQL
- Google Cloud Storage
- Jenkins
- GitHub Actions
- SkyWay Peer 認証サーバ
- ユーザ・スペース情報を管理する API(Swagger UI)
- Skyway での複数画面共有