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LiDARデータの可視化

概要

ロボットのに搭載されているLiDARデータの可視化を紹介します。 今回もオドメトリ可視化の際と同様にLiDARデータ受信用スクリプトとLiDARデータ描画用スクリプトを組み合わせて可視化します。

本ステップ実行後の状態のSceneファイルはMobileRobotUITutorialProject/Assets/Scenes/Step6.unityから入手できます。

動作確認済環境

手順

1. LiDARデータ受信用スクリプトをアタッチ

STEP5までと同様にAssets/Scripts/LaserScanSubscriber.csSubscriberオブジェクトにアタッチします。

ここまででSubscriberに追加したコンポーネントはTf SubscriberOdom SubscriberLaser Scan Subscriberの3つになります。

2. LiDARデータ描画用スクリプトをアタッチ

まず、スクリプトを用意します。UnityScripts/PointCloudフォルダをUnityプロジェクトのAssetsフォルダにコピー(Assets/PointCloudとして配置)します。

次に用意したスクリプトをアタッチしていきます。 Assets/PointCloud/Scripts/PointCloudLocator.cslidar_linkオブジェクト(raspimouse/base_footprint/base_link/urg_mount_link/lidar_link)にアタッチします。

lidar_linkオブジェクトを選択してInspectorウィンドウを開き、Point Cloud LocatorコンポーネントのSubscriber Game ObjectSubsciberオブジェクトを、Point PrefabAssets/PointCloud/Prefabs/Sphere.prefabを指定します。

以上で可視化の準備ができました。

3. Unityプロジェクトの実行

STEP3STEP5と同様に、

  1. 再生モードでUnityプロジェクトを実行
  2. Gazeboシミュレータを起動
  3. 操作ボタンから移動指令送信

の手順でロボットを動かしてみます。

STEP5で可視化したオドメトリに加えてLiDARデータを可視化することができました。

Assets/PointCloud/Scripts/PointCloudLocator.csprivate static readonly int MaxPointCount = 100;を書き換えることで 描画する点群の数を変えることができます。

本STEPのまとめ

LiDARデータ受信用スクリプトとLiDARデータ描画用スクリプトを組み合わせて可視化する方法を紹介しました。 さらに描画する点群の数を変更する方法も紹介しました。

次はSTEP7でカメラ画像の可視化方法を紹介します。