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Hello Worldを起動しよう

エディタ下画面にあるバーからLaunchを選択,もしくはF5キーで拡張機能をビルドしてください。 すると、新しくVS Codeのウィンドウが開きます。

次に新しいくウィンドウ上でコマンドパレットを呼び出します。 コマンドパレットはF1から呼び出せます。 以下のようにコマンドパレットからHello Worldを実行します。

コマンドパレットにHello Worldを入力

以下のようにウィンドウの右下にHello Worldが表示されれば成功です。

Hello Worldコマンドの実行結果

出力の詳細は生成されたsrc/extension.tsファイルに書かれています。 出力内容を変えるにはwindow.showInformationMessage('Hello World from Hello VSCode!');の部分を編集しましょう。

(:src/extension.ts)
// VS Code拡張機能APIパッケージを'vscode'として利用
import { ExtensionContext, commands, window } from 'vscode';

// 拡張機能が起動したときに実行するメソッド
export function activate(
    context: ExtensionContext) {

    // デバッグ用コンソールに起動したことを知らせる
    // エラー時はconsole.errorを利用する
    console.log('"hello-vscode" is now active!');

    // package.jsonで定義したコマンドを実行
    let disposable = commands.registerCommand('hello-vscode.helloWorld', () => {
        // コマンド呼び出し時の実行内容

        // 右下にウィンドウにメッセージを出力
        window.showInformationMessage('Hello World from Hello VSCode!');
    });

    context.subscriptions.push(disposable);
}

// 拡張機能が無効になったときに呼び出す
export function deactivate() {}

 このコードでは、ExtensionContext(拡張機能専用のユーティリティ)、commands(helloworldなどのコマンドの管理)、window(エディタやターミナルなどのウィンドウの管理)という3つのVS Code APIを利用しています。 VS Code APIの詳細は、ドキュメントを参照してください。